大学進学を考えているけれど、どの学部で勉強すればよいのか迷っている皆さん!
学部の選びかたは難しいですよね。
よく言われる学部選びの方法には次のようなものがあります。
確かに正論です。ですが・・・
ホンネを言うと、特にこれと言って勉強したいことなんてないよ!
という人も正直たくさんいると思います。
それでも何学部にするのか決めないといけませんよね?
ということで、この記事ではもう少し現実的に、本音ベースの学部の選びかたをお伝えします。
「学びたいことがわからないなら、とりあえず偏差値と就職実績で決める」というのは、タテマエ的にはNGかもしれませんが、結構合理的な方法です。
偏差値が高い学部ほど、入学する学生の学力も高く、就職の選択肢も広がります。
特に経済学部・法学部・商学部は企業ウケがよい学部です。
「将来何がしたいかわからないけど、つぶしが利く学部」に進みたいなら、このあたりを選ぶのが無難です。
逆に、「この職業に就きたい!」という明確な目標がないなら、専門性が高すぎる学部(たとえば建築学部や福祉学部など)は避けたほうが良いと思います。
たとえば薬剤師とか建築士とか、国家資格を取得する学部は専門性が高く、目標が明確です。
入学したものの興味が持てなかった場合、かなり苦痛な学生生活を送ることになります・・・
ぶっちゃけ、「この学部に行ったらカッコいいかも」と思えるところを選ぶのもホンネでいうとアリです。
例えば、
など、イメージで選んでも全然OKです。
大学の学びは、最初は「なんとなく」でも、学んでいくうちに面白くなったり、新しい興味が生まれたりします。
逆に「なんか地味でつまらなそう…」と思う学部だと、4年間が苦痛になる可能性があります。
カッコよいと思えて少しでもワクワクできる学部を選んでおくと後悔しにくいです。
「大学ではバイトやサークル、遊びも楽しみたい!」と思うなら、授業がキツすぎない学部を選ぶのもアリと言えばアリです。
一般的に、文学部・経営学部・社会学部あたりは比較的自由な時間が確保しやすいです。
逆に、文系だと法学部、理系学部全般は、課題が多かったり、試験が厳しかったりする傾向があります。
「勉強はそこそこに、充実した大学生活を送りたい!」という人は避けたほうがいいかもしれません。
まあ、こんなこと大っぴらに言うと怒られそうですが・・・
学部の雰囲気は、大学のパンフレットやホームページだけでは分かりません。
実際にその学部に通っている先輩や友達に話を聞くと、意外な発見があります。
例えば、「文学部ってゆるいイメージだったけど、意外と読書レポートが多くて大変らしい」とか、「経済学部は数学ができないときつい」とか、リアルな情報が手に入ります。
知り合いに大学生がいない場合は、オープンキャンパスやSNSを活用して、生の声を集めてみるのも良い方法です。
最終手段として、「どこでもいいなら、学部名がカッコいいところを選ぶ」というのもアリです。
たとえば、「総合政策学部」「グローバルコミュニケーション学部」「人間環境学部」みたいな名前だと、「なんかすごそう!」という印象を持たれます。
結局のところ、「学部選びは直感で決めても意外となんとかなる」というのが本音です。
もちろん、将来のことをしっかり考えて決めるのも大事ですが、大学に入ってからやりたいことが変わる人も多いので、あまり深く悩みすぎる必要はありません。
高校生までの生活よりも、大学生活のほうが行動半径も広がり、新しく経験することが多くなります。
新しく経験したことの中に、将来やりたいことが見つかることも多いです。
このあたりを基準に、「なんとなく楽しそう」と思える学部を選べば、大学生活は充実するはずです。
結局のところ、大学に入ってからの行動次第で未来は変わるので、あまり神経質にならず、気楽に決めてみてください!