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今回、JSコーポレーションによる2024年9月時点の高校生による全国私立大学人気ランキングが発表されました。
1位 青山学院大学
2位 慶應義塾大学
3位 近畿大学
4位 明治大学
5位 早稲田大学
6位 関西大学
7位 上智大学
8位 駒澤大学
9位 同志社大学
10位 立命館大学
やはり、早慶上智、MARCH、関関同立といった東京や京阪神の大規模難関大学がランキング入りしています。
このあたりの大学は全国的にも知名度が高いでしょう。
難易度も高く、高校生のあこがれの大学とも言えますね。
そんな中、注目すべきは3位の近畿大学と8位の駒澤大学です。
どちらも偏差値的には難関大学とは言えませんが、人気私立大トップ10に入っています。
この人気にはどんな理由があるのでしょうか?
考察してみることにしました。
駒澤大学や近畿大学は、近年メディアやスポーツなどでの露出が増加し、知名度が上がっています。
駒澤大学は、特に駅伝などのスポーツでの強さが全国的に知られています。
全国大会での活躍やメディアの露出によって、駒澤大学に対する好感度や認知度が上がり、スポーツを志す学生やそのファン層からの支持を集めています。
近畿大学も、近年メディアでの積極的な露出や広告戦略、クロマグロの養殖技術など革新的な研究成果が話題となり、全国的に注目を集めています。
このような話題性が高校生の間で好印象を与え、人気を支えている要因の一つではないかと考察されます。
駒澤大学や近畿大学(ランキングトップ10入りしている大学はどこもそうですが)は、規模が大きく幅広い学部を持っている点が多くの学生にとって魅力的です。
近畿大学は国内で最大級の規模を誇り、理系から文系まで多様な学部とカリキュラムが整っています。
全国的な知名度とともに、学生数が多いことから、そのスケール感が受験生にとって魅力的に映っています。
また、関西地方では近畿大学の学部の選択肢の多さが、志望校としての幅広いニーズを満たしています。
駒澤大学は特に文系学部に強みがあり、仏教系の伝統を持ちながらも現代的なカリキュラムを提供しています。
幅広い学問分野を学べる点が、多くの高校生に受け入れられていると考えられます。
立地の利便性や学生生活の楽しさも、両大学が人気を集めている要因です。
駒澤大学は東京都内にあり、都心へのアクセスの良さが学生にとって大きな魅力です。
首都圏に住む学生にとって、アクセスの良い大学は日常生活やアルバイト、就職活動など様々な面で有利に働きます。
キャンパスも都心にあり、特に文系の学生にとって勉強と遊びを両立できる点が高く評価されています。
近畿大学は学部によるのですが、大阪という関西の主要都市にキャンパスがあるため、地域的なアクセスの良さや都市での生活を楽しめる点が、特に関西圏の学生に支持されています。
両大学は偏差値が高いわけではないものの、就職支援が充実していることが評価されています。
駒澤大学は、首都圏に位置しているため、地元企業との連携が強く、首都圏での就職に強いです。
特に中小企業や地元企業への就職を希望する学生にとって、就職活動のしやすさが魅力です。
近畿大学も関西圏での企業とのつながりが強く、地元の企業への就職に強みを持っています。
幅広い学部を持つことで、異なる業界に多くの卒業生が進出しており、そのネットワークが就職に有利に働いています。
このような就職力の高さが、高校生の間の人気につながっているのではないでしょうか。
学生の満足度や活発なサークル活動が人気を後押ししています。
駒澤大学は、活発なサークル活動や学園祭などが有名で、楽しいキャンパスライフが送れる点が高校生に好評です。
大学生活の楽しさを重視する学生にとって、駒澤大学は学問だけでなく、学生生活全般に魅力を感じる場となっています。
近畿大学も、学生の活気や規模の大きさを活かしたイベントやサークル活動が盛んで、関西の高校生にとっては「楽しい大学生活が送れる」というイメージが強いです。
駒澤大学や近畿大学が偏差値に関係なく人気を集めている理由は、知名度やブランドの向上、立地の利便性、多様な学びの選択肢、活発な学生生活、就職支援の充実といった要因が複合的に影響していると考えられます。
また、近年の大学に対する人気は偏差値だけでなく、「どれだけ充実した学生生活が送れるか」や「将来のキャリア形成にどの程度寄与するか」といった点も重視されています。
このような要因が、駒澤大学や近畿大学が私立大学人気ランキングトップ10入りした理由ではないかと考えられます。