こんにちは!
今回は大阪、京都、神戸の大学に進学したいと思っている高校生・大学受験生の皆さんに向けて記事を書きたいと思います。
中堅私立大学群である「産近甲龍」が気になっている人も多いと思います。
産近甲龍の各大学がどんなメリット・デメリットを持っているのか、気になりますよね?
ということで、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学の良い点と悪い点をそれぞれ10件ずつ比較解説する記事を書くことにしました。
いろんな人からの評判や感想をまとめたなので、中には互いに矛盾している内容があったり、「ちょっと主観的すぎるかな?」と思えるものもない訳ではありません。
とはいえ、そのような主観も含めての多様な意見です。
参考になる部分はあると思います。
大学の評判や就職関係の情報が気になる方はご覧くださいね!
京都産業大学の良い点・悪い点
京都市内にある京産大は、文系理系ともに充実した総合大学ですが、全学部が1つのキャンパスに集約されているという特徴をもつ稀有な存在の大学です。
良い点・強み
- 京都市内郊外にある広大なキャンパス・・・自然豊かで開放感があり、勉学にできる環境。全学部が1つのキャンパスで学部間交流が盛ん。
- 国際関係学部や情報理工学部が強い・・・特に英語教育やAI・IT分野に力を入れている。
- 就職支援が充実・・・関西圏の企業とのコネクションが強く、実践的なキャリア支援が受けられる。
- 学費が比較的安い・・・他の私立大学と比べるとコスパが良い。
- 課外活動が活発・・・体育会や文化系サークルが盛んで、仲間と青春を楽しめる。
- アクセスが意外と悪くない・・・京都駅や四条駅からバスで一本。特に通学定期が安く、学生に優しい。
- 理系学部が充実してきている・・・設立者が物理学者。情報系や生命科学系の研究が盛んで、設備も年々向上。
- 学生食堂が美味しくて安い・・・ボリュームたっぷりでコスパが良いメニューが豊富。
- 学祭が盛り上がる・・・「神山祭」は京都の大学の中でも大規模で、芸能人のライブもある。
- 留学制度が整っている・・・海外協定校が多く、英語力を伸ばしたい人には良い環境。
悪い点・弱点
- キャンパスが郊外にあり通学が大変・・・特に冬場のバスは混雑するし、坂道が多くて歩くのがしんどい。
- 知名度が関西圏に偏っている・・・関東ではあまり知られておらず、就職の際にやや不利になることも。
- 京都大学や同志社大学と比較されがち・・・「京大・同志社に落ちた人が行く大学」と言われることがある。
- 学部によって偏差値の差が大きい・・・一部の学部はレベルが高いが、そうでない学部もある。
- サークル活動が少し内輪ノリが強い・・・新入生の中には馴染みにくいと感じる人もいる。
- 理系の研究設備は他の有名大学と比べるとやや劣る・・・実験環境や研究機材の充実度は関西のトップ大学には及ばない。
- キャンパス周辺には遊ぶ場所が少ない・・・飲食店やカフェが少なく、遊ぶなら市内に中心部出る必要がある。
- 就職先が関西圏に集中している・・・全国規模の企業への就職実績は、関関同立ほど強くない。
- 学内でのイベントがややマンネリ化・・・例年同じような内容の行事が続き、新鮮味に欠けることも。
- 人気の講義は抽選になることが多い・・・取りたい授業が取れないことがあり、履修計画が難しい。
京都産業大学の評判まとめ
市内中心地から離れたキャンパスへの通学が不便と感じる人もいれば、さほど悪くないと感じる人もいるようです。
学生の面倒見が良い大学のようですが、関西以外の知名度が今一つのようです。
理系学部は郊外にある大学が多い中、メインキャンパスに集中しているのは理系学生にとっては大きな魅力ですね!
⇒京都産業大学について詳しく知りたい方はこちら
近畿大学の良い点・悪い点
近大は、知名度と人気が非常に高くなっている大学です。
メインキャンパスは大阪ですが、キャンパスが各地に分散しているのが京産大と対照的です。
良い点・強み
- 関西最大級の学生数を誇るマンモス大学・・・同じ学部でもクラスがたくさんあり、いろんな人と出会える。
- 新キャンパスが超綺麗で近未来的・・・最新設備が整った「アカデミックシアター」が大人気。
- 全国的な知名度が上がってきている・・・近大マグロやユニークな広報戦略で知名度が爆上がり。
- 理系が強く、特に農学部や水産学部は有名・・・マグロの完全養殖に成功した大学として有名。
- 就職支援が充実している・・・学内企業説明会の規模が大きく、大手企業ともコネが強い。
- 留学制度や英語教育に力を入れている・・・海外の大学との連携が多く、留学しやすい環境が整っている。
- 学生のノリが良く、活気がある・・・陽キャも多く、サークル活動やイベントが充実。
- 学食やカフェのレベルが高い・・・近大マグロを使ったメニューなど、こだわりの食事が楽しめる。
- アクセスが良い・・・近鉄長瀬駅から徒歩すぐで、通学がしやすい。
- 産学連携が強い・・・ベンチャー企業との共同プロジェクトなど、実学志向の教育が魅力。
悪い点・弱点
- とにかく学生が多すぎ、授業が取りにくい・・・人数が多すぎて講義が埋まりやすい。
- キャンパス内が混雑しやすい・・・昼休みや学食は人で溢れかえる。
- 学部によって格差がある・・・医学部や農学部は強いが、一部の文系学部は評価が低い。
- 一部の学生のマナーが悪い・・・大人数のため、中には授業態度が悪い学生も。
- 関西圏以外での評価がまだ低め・・・全国的な知名度は上がってきたが、関東では関関同立ほどの評価はない。
- 一部の校舎は古い・・・新しい建物が増えているが、まだ老朽化した施設も残っている。
- キャンパス周辺が学生向けすぎる・・学生向けの飲食店は多いが、大人っぽいおしゃれなスポットは少ない。
- 理系は実験が忙しく、遊ぶ暇が少ない・・・研究室に入ると拘束時間が長くなることも。
- 単位の取得がやや厳しい・・・厳しい教授が多く、留年する学生も少なくない。
- 「近大ブランド」が確立されつつあるが、トップ私大には及ばない・・・関西では有名だが、MARCHレベルの評価にはまだ達していない。
近畿大学の評判まとめ
大規模で活気があり、学内外の環境が充実している点が近畿大学のメリットのようです。
一方、学生が多すぎることによる弊害や、理系のカリキュラムは厳しい点があるようです。
周囲に流されず、自分のやりたいことを追求できる人には向いている大学ではないでしょうか。
⇒近畿大学について詳しく知りたい方はこちら
甲南大学の良い点・悪い点
甲南大学は産・近・龍とはやや雰囲気の異なる、中規模程度の大学です。
オシャレでハイソな雰囲気が特徴的です。
良い点・強み
- おしゃれなキャンパスが魅力・・・神戸・岡本にあるキャンパスは洗練されており、落ち着いた雰囲気。
- 関西の私立大学では上位クラスのブランド力・・・関西では「関関同立」に次ぐ大学として一定の評価がある。
- 文系学部が強い・・・特に経済学部や経営学部の評価が高く、就職実績も良い。
- 学生の雰囲気が落ち着いている・・・比較的おっとりした学生が多く、ガツガツした雰囲気が少ない。
- 就職支援が充実・・・関西の企業との繋がりが強く、中堅以上の企業への就職率が高い。
- 少人数教育で教授との距離が近い・・・大教室での授業が少なく、個別に質問しやすい環境。
- ゼミ活動が活発・・・研究やプレゼンの機会が多く、実践的なスキルが身につく。
- 関西の大学の中では女子学生が多め・・・男女比がバランス良く、おしゃれな雰囲気がある。
- 岡本エリアが住みやすい・・阪急沿線の閑静な住宅街に位置し、周辺の環境が良い。
- OB・OGのネットワークが強い・・・就職活動や卒業後の人脈作りに有利。
悪い点・弱点
- 関西以外での知名度が低い・・・関西ではそれなりに有名だが、関東や全国レベルではあまり知られていない。
- 理系の学部が少ない・・・理系の選択肢がほぼないため、理系志望の学生には不向き。
- 「関関同立」と比較されがち・・・しかしどうしてもワンランク下に見られることが多い。
- キャンパスが小さい・・・広大な敷地の大学と比べると、やや窮屈に感じることも。
- 学費がやや高め・・・他の私立大学と比べると、少し高めの学費設定。
- 派手な大学ではない・・・近大や龍谷のような賑やかさはなく、地味な印象を持たれることも。
- スポーツ系の強い部活が少ない・・・体育会系の実績があまり目立たない。
- キャンパス周辺に遊び場が少ない・・・落ち着いた住宅街のため、遊ぶなら三宮や梅田まで出る必要がある。
- ゼミに入らないとやや物足りない・・・ゼミに所属しないと大学生活が淡々としがち。
- 飲み会文化が強い・・・大学の雰囲気が落ち着いている一方、サークルやゼミでは飲み会が多め。
甲南大学の評判まとめ
甲南大学は規模が大きくなくスポーツでの活躍も少ないので、どうしても地味な印象になりがちですね。
逆に小規模だからこそ、卒業生のネットワークが強いという面は見逃せませんね。
落ち着いて勉学に打ち込みたい方にはおすすめの大学です。
⇒甲南大学について詳しく知りたい方はこちら
龍谷大学の良い点・悪い点
良い点・強み
- 歴史が長く、伝統がある大学・・・ 1639年創立の仏教系大学で、関西では知名度が高い。
- 関西の私立大学では中堅以上の評価・・・関関同立に次ぐレベルの私大として一定のブランド力がある。
- 仏教精神をベースにした教育・・・倫理観や社会貢献を重視する教育方針が特徴的。
- 文系学部が充実している・・・法学部や経済学部の評価が高く、公務員試験対策も充実。
- キャンパスが広くて綺麗・・・深草キャンパスは設備が充実しており、学びやすい環境。
- 就職支援が手厚い・・・龍谷大学専用の求人枠があり、関西圏の企業への就職率が高い。
- 京都にあるため学生生活が充実・・・歴史的な街並みや観光地に囲まれた環境で大学生活を楽しめる。
- 課外活動が活発・・・体育会やサークルが多く、学生同士の交流が盛ん。
- 学食が美味しくて安い・・・深草キャンパスの食堂はボリュームたっぷりでコスパが良い。
- 外国人留学生が多い・・・国際交流が盛んで、多様な価値観に触れられる。
悪い点・弱点
- 関関同立と比較され、ワンランク下に見られる・・・MARCHにおける日東駒専的なポジションになりがち。
- 仏教系大学という点で敬遠されることも・・・宗教色が強いイメージがあり、一部の人には馴染みにくいかも。
- 理系学部が弱い・・・理系の選択肢が少なく、文系向きの大学。
- 深草キャンパスの立地が微妙・・・交通アクセスは良いが市内中心部からやや距離がある。
- 一部の学部の偏差値が低め・・・法学部などは評価が高いが、その他の学部のレベル差が大きい。
- 派手な大学ではない・・・落ち着いた雰囲気で、近大のような賑やかさは少ない。
- 関東での知名度が低い・・・関西では有名だが、全国的にはそこまで知名度が高くない。
- 学部ごとの格差がある・・・文系学部の評価は高いが、学部間でのブランド力の差が大きい。
- 就職先が関西圏に偏りがち・・・全国的な就職実績は関関同立に比べるとやや弱い。
- サークルや部活の格差・・・活発な団体とそうでない団体の差が大きく、活気にバラつきがある。
龍谷大学の評判まとめ
龍谷大学は突出したメリット・デメリットが見当たらず、割と中庸な感じがします。
中堅私立大学として平均的な立ち位置という印象があります。
学生の街である京都市内の大学で、アクセスも良いので、とくに文系学生には広くおすすめできる大学ではないでしょうか。
⇒龍谷大学について詳しく知りたい方はこちら
産近甲龍の良い点・悪い点10選まとめ
京都産業大学は京都市内に1つに集約されたキャンパスが特徴的だが、規模の割に関西圏外の知名度が低い。
近畿大学は文理ともに充実したマンモス大学で知名度もあるが、学生が多すぎるゆえの弊害も見られる。
甲南大学は落ち着いた雰囲気と強いOBOGネットワークが強みだが、知名度の低が難点。
龍谷大学は京都の中堅大学として一定のブランド力があるが、そこから突き抜ける強みに欠ける。